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嶺上航路

興味関心のおもむくままです

第一回咲ワン エントリー作品の感想

読んで字のごとく、今回「咲ワン」にエントリーしていた作品を読んでの感想です。

読み切れてないもの、気の利いた感想を思いつかなかったもの(正直あまり面白いと思えなかったもの)に対する感想はないです。申し訳ありません。

僕が投票した作品には、タイトルの横に「☆」がついています。全5票で、自作に投票することもできたのですが色々あって自作には入れてないです。


では早速いきましょう。ヒアウィーゴー。







①咲「突然しゃべりだすから」 ☆

これはエントリーの一番上に来ていい作品なのでしょうか。1番:山田哲人のような反則さです
咲さんの可愛さは言うまでもなく、作中であってもおかしくなさそうな展開になっていて読むとふんわり和やかな気持ちになれるような作品だと思います。本当によいものを見せていただきました



②ブルーフライデー

丁寧な心理描写は読みごたえがあると思いました。洋榎が家に断りの電話を入れる際に緊張と興奮を感じる箇所や、恭子が自分のを撫でてるときのことを思い出しながら洋榎のそれを愛撫する箇所はリアリティが感じられて非常によかったと思います
しかしこのssの恭子はやたらと手馴れてませんか。エロ漫画の竿役だって勤まりますよ




③Summer/Shrine/Sweets

これは「いいやつ」です。場面によって移り変わる三人の関係性をにやにやしたり泣きそうになったりしながら追っていくのはとても楽しかったですね
お気に入りの箇所はいくつもいくつもあるのですが、春の台詞がフラッシュバックしてくるところでは思わず唸りました。すばらでした



④臥竜

内容的にどこまで言及したらいいかは悩むけど「ほぉーん、そう来ましたか」という感じ。あっさり消えたかと思いきや、やっぱり怜ちゃんは竜華の中にいてくれる。その描写がとてもよいと思いました



⑤思い出の味

久憧まったり癒しのss。読んでからタイトルを見直すと感心します
久にとっての「思い出の味」は憧にとっても「思い出の味」になっていくんだろうなぁ、と思えるところが味わい深さを感じさせますね



⑥チーム虎姫の送別会

正直、もちょっと長めに書いてもっとこの話を読ませて欲しかったですね。せっかく「送別会」とタイトルにあるのですから、照と菫が部を卒業していくことについて言及されててもよかったのかなと
多治比ちゃんと虎姫全員を絡ませる発想は新鮮でした。こういう路線もどんどん開拓されていくとうれしいですね



⑦あなたのとりこ

語彙が貧弱なので非常に感覚的な言葉でしか表現できないですが、静かに降ってくる雪が積もっていくのを眺めているような優しい作品でした
「雪」といっても、寒さも冷たさも感じさせず、ただ心地よい感覚を起こしてくれるような雪であったと思います。こんな感想でごめんなさい



⑧まちのつき

終わり方あっさりすぎません!?とは思うものの、そのそっけなさが、これからの二人を待つありふれていて愉快な日常を示唆するものでもあるのかなぁと思ったり
煌が怜に対して抱いた、憧れともただの友情とも違うあやふやな感情の描写が巧みだったと思います。すばらなssでした



⑨穏乃「一生終わらない100回勝負!」

こういう馬鹿で爽やかで甘酸っぱい感じの作品は大好物ですねとてもよかったです
他にも言いたいことは色々あるのですが、この作品に関して頭を使って考えた感想は似合わなさそうなので
とってもとってもよかったです(二度目)



⑩試合前夜

オムニバス系は珍しいですね。友清や八舛高校のような脇役中の脇役にスポットを当てる発想などはなかなかのなかなかでした
若干ながらパンチ不足感はあったかも。せっかくですから、全国出場校だけでなく鶴賀や風越のメンバーや荒川憩ちゃんなんかを書いてもよかったかもしれないですね



⑪末原「ふたりで夏祭りにいきませんか」洋榎「へ……?」

王道ですね。洋榎が、昔の自分はどういう具合に恭子と関わっていたのかを回想しながら現在、そして未来における恭子との関係を想像する
こういう描写は読んでる側にも実感が湧いてきますし、ストーリーラインもシンプルでありながら丁寧に辿られててよかったと思います



⑫咲-Saki- 優和 【期待値理論】 ☆

エントリー作品の中でも、主要人物の関係性ではこの作品の二人のものが1番好きですね
和が自分に中での優希の存在の大きさを感じていく描写が丁寧で、このssに関してはまさに「お見それしました!」って感じです



⑬少しずつ、歩調を合わせてゆっくり進もう

不意にキスし合ってからの、ゆっくりと進んでいく恋人同士の関係性がいいですね
淡菫で菫さんが攻めというのは、なんだか久しぶりに見た気がします。年上ゆえに、淡に合わせてゆっくりと歩む余裕があるのだろうと考えると二人の巡り合わせは素敵です



⑭玄「幸せ通帳?」

以前もオリジナルの方を読みましたが、やはりぞわっとくる作品ですね。オチ自体は割と予想のつくものでしたが描き方に容赦がなかったのが衝撃的でした



⑮目の見えない私

暗い雰囲気を漂わせつつの甘々なss、すばらです
すっきりまとまっていながら要所要所で伏線が張られていて、それに気が付くたびに「おぉ」、と心の中で嘆息していました
これはいいですね、いい……



⑯竹井久「一雀士に一体『須賀京太郎』」

まず導入部が、次に京太郎をプロモーションする描写が面白く感じられ、そこからはもう一気でした
ハギヨシの描写とか、多分ストーリー的にはもっとあっさりでもいいのでしょうけどめっちゃ尺割いて描いててまー面白い面白い。そこからのクライマックス、雀士たちが暴走する京太郎を鎮圧させていく流れはまさしくお見事でした



⑰二条泉の恋物語 ☆

読んでる最中ずっと感心しきりでした
まず、キャラクターの言動がほんとに原作でもありそうなくらい再現度高いですし、一見突拍子もない展開なのにこちらの目を掴んだままぐいぐい読ませる筆力はモンスターですね
今回のエントリー作品の中ではこれが1番だと思います。文句なしの傑作です



⑱月の光 ☆

このさっとした短さと、まさに月夜に感じるような涼しげな艶やかさ
蛇に睨まれたときの寒気に近いような気もしますが

全編にわたり、表現が素敵でした。ほんの少しのアイデアからこういうのを書けるのは羨ましいです



⑲菫「魔が差したゆえの行動」

こういう風にいたずら心からエスカレートした欲望が外に出てくる物語は大好物なので大変面白かったです。眼福
しかし突然の一歩ネタには、一瞬困惑した後笑わせてもらいました。そりゃあパンチ力もつきますわな




⑳久咲SS

なんというかもう、タイトルそのままですよね

こういうssに関しては、ただ「よかった」と。それだけです



㉑小蒔「霞ちゃんが帰ってきます!」 巴「えぇ、そうですね」

霞さんがなんかやらかしたのかと思ったけどそんなことはなく普通のまったり&恋愛(?)ドラマでしたね
霞さんと共に戻ってきた日常を静かに描きつつも、それに心を乱す巴さんの描写がよかったですねー

関係ないですが、このssが投下された元スレを見直してたら『出所したのかと思った』的なレスがあって激しく同意しました




㉒和(29)「終電、なくなっちゃいましたね」

これも過去に読んだことがありますね。和と京太郎の穏やかな日々と、咲の存在から動き出す恋模様のもどかしさであの日読んだ時のままに僕を感動させてくれました
脇役の優希がまたいい味出してるんですよね。清澄の一年生たちの中心は、なんだかんだ言っても彼女なのだろうという思いも抱かせてくれる切ないssでした




㉓温かさを求めて

セラ泉の先輩後輩コンビですね。やらかしてしまった泉をイケメンなセーラが慰めるという原作でのやり取りを彷彿とさせる展開で、この二人にはこういった物語がよく似合います
この短さでセーラの性格をきちんと描きつつ、読者を泉へ感情移入させる構成と文章がすばらですね。甘酸っぱさを感じさせつつすっきり爽やかにまとまっていていいssだと思いました




㉔照「まんじゅうこわい」菫「なるほど」

ポンコツ気味のてるてるとええかっこしいの菫さん。そんな二人の百合もまた王道だと思います
お互いのことをよく理解していながら、一番分かっておきたいところまでは理解できていない。だから理解したい繋がりたい。そんな二人の心情がギャグを交えながら確実に響いてきます
特によかったのは、ラストの流れでしょうか。あの小気味よさには思わずにやっとしました



㉕竜華「トロちゃん」

よくキレているssです。星新一のオマージュでありながら、きっちり咲-Saki-ならではのssになっているのがお見事でした
怜と玄の悪いところが集まってできたトロちゃんですが、それでも竜華が「かわええなぁ」とすんなり受け入れてしまうのが面白かったです




㉖咲「さあ、夢を見よう。」

自作のssですね。読み直してる最中ずっと(照のやつ「咲、咲」言いすぎでしょ)と思ってました

この世界線での辻垣内さんはなにやってるんでしょうかね。なんとなーく実業団か海外のチームで打っているイメージで書いた記憶がありますが、麻雀とは関係ない仕事に就いていてもそんなに違和感ないと思います




㉗桃子「先輩に常に見ていてほしいっす!」

安心と王道のかじゅもも。本編では描かれなかった桃子の感情を見せつつ、桃子からかじゅへの想いとそれに応えてくれる「かっこいい先輩」がこれでもかってくらい描かれていましたね
本当に本当に、ごちそうさまでした




㉘健夜「この町から、この場所から」

ふくすこのよさが十二分に出ているではないか! と思いました
すこやんがさっさと上っていった場所へ、こーこちゃんは苦労して追いついていく。そして見えてきた景色を二人は共有し、過去を振り返りながら未来へ……という内容でしたね。実にすばらです




㉙「デートとラムネとシャボン玉」

みずみずしいセラ憧ありがとうございます。頭がいいゆえに考え込んだり、セーラの変化に気付いて赤面したりする憧が本当に可愛いかったですね
セーラはセーラで、不器用だけど真っ直ぐな性格がよく描かれてたと思います。二人ともをとっても魅力的に描いておりまして、すごい、すごい、と思って読んでました




㉚グラップラー咲 -全国編- ☆

エントリーの最終盤にきて、最強クラスの腕力を誇る存在自体反則なssですね。9番:バリーボンズ的なやつです

これ過去に読んだことあるんですが、まー今見ても面白い面白い。元が即興ゆえにブツ切れっぽく終わってるのが唯一残念ですが、即興二次が提供したお題ゆえにこのつかみが生まれたから±0だと思います
±0ですから、このssは間違いなくジャンル:咲-Saki-(≠咲)といえるのではないでしょうか(適当)



㉛阿知賀、千里を走る


流石というかやはりというか、阿知賀の6人を初めとするキャラクターたちの再現度がなかなかのなかなかですっと気持ちよく読める文章でありました
奈良、大阪と関西の打ち手たちが千里山で交流して……というストーリーですが、会話だけでも十分楽しめるのに、しずと晴絵の気持ちが語られる熱い流れが、これまた胸に沁みますねぇ






こんな感じですかね……。次の記事では、宣言した通り自作についての解説等を語っていきたいと思います。



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  1. 2015/08/24(月) 17:21:06|
  2. 【咲SS人気投票】 ~咲ワン~
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